区分所有法とは
区分所有法は、分譲マンションなどの集合住宅における管理や使用について定めた法律分譲マンションなどの集合住宅における管理や使用について定めた法律です
以前の所有者が管理費を滞納していた場合、新しい買主に滞納分の管理費の支払い義務が生じます!
区分所有者は、所有者の意思にかかわらず、管理組合の構成員となります
区分所有法では、住居として利用できる部分でも、規約によって共有部分とすることができ、その旨を登記することで第三者に対抗できます
区分所有者の共有持分は、規約に別段の定めがない限り、各共有者が有する専有部分の床面積の割合によります
専有部分 | 住居、店舗、事務所など |
共有部分 | 共同玄関、廊下、階段、エレベーター、集会室など |
集会の議決
少なくとも毎年1回、集会を招集しなければならない
規約の変更、共有部分の変更、管理組合法人の設立は、4分の3以上の賛成が必要です
建物も取り壊し、建て替えは、区分所有者および議決権の5分の4以上の賛成が必要です
管理者の選任または解任は、集会の決議が必要です
補足
専有部分とその専有部分に係る敷地利用権を分離処分することはできません
専有部分と共有部分の持分を分離処分することはできません